エアコンを選ぶ際に家電量販店の店員さんに進められるがままにエアコンを買ってしまった。
新築時に工務店さんにすべて丸投げでエアコンを設置してもらった。
なんてことはないでしょうか?
「この先壊れるまでエアコンクリーニングはしないよ!」って人はそれでも構いませんが、定期的なエアコンクリーニングが当たり前となっている昨今ではあまり得策とは言えません。
今回はエアコンクリーニングを前提とした壁掛けタイプエアコンの選び方、また設置方法をお伝えしようと思います。
エアコンの設置方法として一番理想的なのは左右上方に10センチ以上のスペースがある事です。
これはエアコンの本体カバーを外す際や細かい作業をする際に最低限手や工具が入るスペースが欲しく、トラブルなく分解クリーニング作業を行う理想的な設置と言えます。
特にお掃除機能付きエアコンは右壁ピタリ設置、左壁ピタリ設置、天井ピタリ設置で分解不可能、もしくは追加料金の発生などが考えられますので、新築時や新規設置の場合は必ずこれらを意識してください。
設置場所が右壁ピタリ設置の場合は、お掃除機能無しのスタンダードエアコンをおすすめします。
なぜかと言えばお掃除機能付きエアコンの大半は右側に電装コネクタ類が密集しており、右側にスペースの確保ができないとコネクタを外したり分解するのに必要な作業が大変難しい為です。
右壁設置でどうしてもお掃除機能付きエアコンが欲しい場合は、電装が右基盤のものでなく、前基盤のタイプのものをえらびましょう。
カタログや家電量販店の店員さんでは知識のない方もおられますので、町の電気やさんなど設置修理を行っている業者さんに聞くのがベストではないかなと思います。
新規設置、新築時設置、間違っても家電量販店や工務店に丸投げする事は避け、後々の事を考えた設置を心がけましょう。